キミの隣は特別席

松堂に言われて、いる所を聞きそこに向かった。
ステージの側に優一は立っていた。

「優一!」

「どこいってたんだよ」

にっこり笑って言われた。

かっこいい…その笑顔が…



「何か飲む?」

「うん」

優一がウエイターさんに飲み物を頼んだ。

シャンパンかな?

「はい。」

「ありがとう」

一口飲んで、からからだったのどを潤した。


「マナ、これから何人か人に挨拶しに行くから」

「うん…」

やっぱり住む世界が違うよ…
挨拶って?お偉い方にペコペコするの?




「優一!マナちゃん!」

振り返るとお兄さん夫婦が立っていた。

「こんばんは」

今さっきあったけど挨拶してないからね

「義姉さん、ここに来て大丈夫?」

優一が尋ねた。

「大丈夫よ!そんなにつわりないから」

優しくお兄さんが亜季さんの腰に手を回した。




「ゆっくりしていってね?」

とお兄さん。

「はい」

「優貴、そろそろステージに」

いきないり昇太さんが現れた。

「わかった。」

.








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