キミの隣は特別席

『焦りは禁物 のんびり行こう』

なんだこきゃ…
おみくじや占いなんてあんまり信じないけど…


「優一行くよ!駐車場に行ってたら、時間来るって」

この人ごみだったら駐車場まで時間かかるな



「おじ様たち帰ってくるんでしょ?」

と雪音に聞かれ

「あぁ…今日の昼にな」

と応えた。

「今どこに?」

「アメリカだったかな?」






「お前ら遅いぞ!」

兄貴に叱られ、急いで小型バスに乗り込んだ。
そのまま、家に帰った。




「1時頃に家に着くって、親父たち。」

ケータイを見ながら言う兄貴。

「じゃあ早くお節の準備しなきゃ!美紀、パパの所に行っときなさい。」

「はーい!」

思ったより親父たち早く帰ってくるんだ。



「優一どこに行く?」

「本を読みに」

家には図書室みたいな部屋がある。

本を読んで、気を紛らわすか…







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