キミの隣は特別席
マナside



する事ないお正月の昼。

部屋をノックする音が聞こえ、ドアを開けた。

「あけましておめでとう!!」

部屋の前に、絢と涼先が立っている。

「あけましておめでとう。どうしたの?」

「おじさんが仕事で、おばさん車運転できない。しかもりんは恋人と出かけてるから。
俺は神社まで連れて行く役目で、りんに呼ばれた。」

そう言って、涼先は車の鍵を目の前にだした。

初詣か…行く気しない…
でも、絢の目が行くよって言ってる…仕方ないか

「着替えてくるから、下で待ってて」

「わかった!」

2人がお喋りしながら階段を下りていくの聞きながら、素早く着替え下におりた。







「わざわざごめんね?」

母さんがそう言いながら車に乗った。



ここらでは大きい神社で初詣をしようということで、30分ぐらい車の中。


デパートの前を通った時…


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