鮮やかなもの
それからはいろんな、お金を貸してくれる会社に電話をして審査に落ち…


…ればよかった…のに。

現実はうまくいかず、優心は150万円もお金を借りる事になってしまった…。


‐数日後。

「嘘だろ!?」

類はスマホを片手に声を荒らげた。

「どうしたの?」

優心は、千幸をあやしながらも、類を見た。

「兄ちゃんと連絡が途切れた…」

肩を落とす類。

「え、どういう事?
詳しく話して」

自分に関係のある話なので、優心は若干キツめに類に言う。

類の話によると、口では返すと言うものの、なかなか返金されなくて、黎に電話をすると、電話番号を変えられていたと言う…。
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