鮮やかなもの
エピローグ
野次馬たちが集まる中、燃え盛る家を見ながら微笑む優心(ゆうこ)。
「ちょっとよろしいですか?」
警察に肩を叩かれ、優心は、
「あたしが殺したのはモンスターです。
後悔はしていません」
警察から目を逸らさず、静かに言った。
類(るい)くん。
あたし、あなたの大切な家族を殺したけれど、残念ながら後悔してない。
こんな奥さんでごめんなさい。
千幸(ちゆき)。
あなたが嫌いだっためぐおばちゃんを倒したよ。
だから安心してね。
【完】
「ちょっとよろしいですか?」
警察に肩を叩かれ、優心は、
「あたしが殺したのはモンスターです。
後悔はしていません」
警察から目を逸らさず、静かに言った。
類(るい)くん。
あたし、あなたの大切な家族を殺したけれど、残念ながら後悔してない。
こんな奥さんでごめんなさい。
千幸(ちゆき)。
あなたが嫌いだっためぐおばちゃんを倒したよ。
だから安心してね。
【完】