弾ける恋と、煌めく花火
春。桜の咲く季節。



「ここで、、私の高校生活が始まるんだ、、!」



私の名前は、咲良 瑠愛 (さくら るあ)。
今日から苺宮高校に通う高校一年生だよ!



てゆーか、、!!
「ここ制服かわいいし、食堂も充実してるし、そこそこ頭も良いとこだし、!最高じゃんっ!!」


ほんと、この高校受かってよかったよ〜!

でも、私、受験めっちゃ危なかったんだよな……、、


うぅ、、受験のあの地獄の日々を思い出すと
頭が痛くなってくるんだよぉぉっ!!



私が頭を抱えて唸っていると、

「おーい、るあ!キーキーキャーキャー猿みたいに騒いでさないで!早く入ろうよー」


そう言うのは私の小学生からの大親友!!
名前は 早乙女 理央 (さおとめ りお)。

気が合うし、頭もいいし!もう、頼れるお姉ちゃんみたいな存在なんだー!!




キーンコーンカーンコーン……


「あっ、やばい!!理央行こ!」

「もー!瑠愛が変なことしてるから、遅れちゃうじゃんっ!!」



そう言いつつ、足の早い理央は、私の腕を取って走り出してくれる。


あれ、でも時間やばくない!?
だ、誰のせいかなー、!?












「や、やっと着いたーっ!!」

「なんで、、こんな、遠いの、、」


すでに私達は息切れしていた。






「正門からい、1キロはあr『流石にない』


えっ!?絶対あるってー!!


「いやあんた、小学生の算数の勉強もできないのね、」

「え、悲しい、。理央ひどくね?」

「いや事実な?」




小学生の算数ができないなんて、、可哀想。
みたいな顔してるよアレは……!!(全然違います☆)



流石に悲しいよー!!!


親友から哀れみの視線を受ける、小学生の勉強が出来ない高校一年生、、。


なんだか泣けてくる、、、気がする!



「あ、、待って理央、授業、、」


「え?あ……、やばい」



そう言って二人で振り返ると、、

「あ、、だ、だれ、?」


「出席番号18番早乙女、19番咲良!!!二人とも仲良く遅刻だ!!!」





瑠&理 (あ、終わった、、☆)





そう言って先生、、は教室のドアを開ける。


「一年A組のみなさん!席に座りましょう。」



みんながいっせいに席に座る。



「えー、まずは、自己紹介をしてもらおうと思います」



え、、自己紹介か、、苦手なんだよなぁ、、

私に比べて、理央は、自己紹介得意だしさ、、!



「じゃあ、入学早々遅刻した、あの二人にお手本を見せてもらおうか??」



え、、??



え、いや、、


「むりむりっ!!絶対やだー!!」


「声の大きさだけはいいようだな」



「りおぉぉ!どうする!!?」

「いや、フツーに自己紹介するだけだよ?」


それがむりなんですー!!



「もー、、わかった!私先に言うからー!
それで真似したらいいでしょ??」



ハッ!それはいい考えだ……!!



「初めまして。早乙女 理央 です。
第四中から来ました。好きな色は紫で、好きな食べ物は、桃です。よろしくお願いします!」



パチパチパチパチ……!


おぉ……、やっぱ拍手の量が違うのよ!量が!!
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