my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜
『さて、いよいよ一人暮らし‥‥!』
夢が膨らむ。
お金は、毎月お母さんが振り込んでくれるし、多少の料理ぐらいできる。
たぶん困ったら、親戚の人とか助けてくれるはず!
という、訳の分からない安心感を持った私は、これからの一人暮らしに胸を膨らませていた。
ガチャ
『え?』
玄関のドアが開く音がした。
何々!?
バタン
ミシッ
え?
中に入って来たよね‥‥?
ど、泥棒?
待って、私は夢にまで見た一人暮らしを始めようとした今、泥棒に殺されちゃうの?!
足音は近づいてきて、私のいる居間のドアが開く。
『ギャーーーー!!』
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