my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜

「美音可愛いのに、彼氏居ないなんてもったいないよ！」


『可愛いくないから。彼氏なんて出来っこないし‥‥。』


今までだって本気で恋もしたことないし。


格好いいとか思っても、結局何も行動せずに諦めてしまう。


「可愛いよ。すっごく可愛い。彼氏居ないのが不思議だもん。」


『えー。またそんなこと言っちゃって。』


私は子どもっぽいし、スタイルだって良くないし頭だって全然良くない。


おまけにスポーツだって全然出来ない。


良いとこなんて一個も無いよ。


「もしかしたら、年上が良いんじゃない？」


『年上？なんで？』


「だって、美音って守ってあげたい感じのキャラだし、ちょこちょこしてるから、年上にモテるかもよ？！」


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