my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜
第二章

秋の夜は長い?!



◇美音side◆


夏休みも終わって、9月中旬。


まだまだ暑さは抜けきってないけど、だいぶ涼しくなってきた。


「ねぇ、今日さ新しくできたケーキ屋行ってみない?」


学校で昼休み、一緒にご飯を食べてる雅が私に問いかけた。


『行きたい!私も気になってたんだ。』


「よし!決定。放課後行こっ!」


こうして私達はケーキを食べに行くことにした。


私は甘い物が大好きだから、楽しみで午後の授業なんて頭に入ってこなかった。


甘い物といえば、湊も好きみたい。


この前の夜、私がチョコレートを食べてたら、


「俺も食う。」


と、手を出してきた。


湊はあんまり、好きとか嫌いとかはっきりしないけど、たぶん甘い物は好き。


湊と暮らし始めて、もうすぐ1ヶ月になる。


初めはどうなるかと思ったけど、なんとかなってる。


たまに意地悪なことを言われたり、されるけど、結構うまくやっている。


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