my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜



ご飯を何にしようか迷いながら、食品コーナーをうろうろしてると、


「美音?」


誰かが、肩を叩いた。


『へっ?!』


振り返ってみると、立っていたのは、


『‥‥なおちゃん?!』


「正解。久しぶり!」



そこに居たのは、なおちゃんこと、藤原直樹[フジワラ ナオキ]くん。


なおちゃんは、近所に住んでたんだ。でも去年くらいに、大学に通うから一人暮らしをするために、引っ越しちゃった。


『久しぶり!!元気だった?』


「もちろん。お前は相変わらず小さいな?幼稚園から変わって無いんじゃね?」


私の頭をポンポン叩きながら笑ってるなおちゃん。


『変わったよ!』


なおちゃんは幼稚園のころから、よく遊んでくれて、私が中学校に入ってからは勉強も教えてくれたりした。


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