my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜


家に着くと、車庫に湊の車が無かった。


出かけてるのかな?


とりあえず私はなおちゃんを家に入れた。


「なんか久しぶりだなぁ!美音の家に来るの。」


なおちゃんはリビングをうろうろして、いろんな物を見てる。


『なおちゃん落ち着き無いよ。』


笑いながらソファーに座ると、なおちゃんも隣に座った。


「勉強頑張ってる?」


私の頭を撫でながら、顔を覗き込むなおちゃん。


『うーん‥‥なんとか!』


へへっと笑ってごまかすと、


「お前中学に入ってすぐに、数学分かんないって泣きついて来たよな。あの時マジで泣いててウケた!」


『あの時は‥本当に分かんなかったんだもん。』


そういえばそんなこともあった。


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