my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜



パソコンの電源を付けようとしたその時


パッ


「‥?」


部屋の中が真っ暗になって、一階から


『きゃーっ!』


というあいつの叫び声。


停電か?


それともブレーカー落ちたか?


とりあえず携帯の光を頼りに階段を降りて、リビングに入った。


「おい。」


ソファーの上で小さくなっているあいつを、携帯で照らして話しかけた。


『きゃっ!』


「ブレーカーどこ?」


ビクッと反応したあいつにブレーカーの場所を聞くと


『みなとぉ‥‥停電だよ‥‥。』


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