my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜



私がそう言うと、抱きしめていた手を離した湊。


まだ体中が熱くて、心臓はバクバクいってる。


私一体どうしちゃったの?


「ふーん。付き合ってんの?」


『まさかぁ。なおちゃんはただの幼なじみだよ。』


「へぇ。」


さっきまでとは態度が打って変わって、なんだか冷たい感じ。


まあ普段から冷たい感じはするんだけど。


なんか違う。


何も話さなくなったし。


寝ちゃったのかな?


振り返って湊の顔を覗くと、


「‥‥なんだよ。」


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