my sweet house〜イケメンと一つ屋根の下で〜



心臓がまだうるさく鳴っている。


私おかしいよ!


なんでこんなやつにドキドキしなきゃいけないの?!


こいつが変なことするからだ。


少しして湊が何も言わなくなり、恐る恐る振り返ると、スースーと寝息をたてて寝ている。


『寝てるし‥。』


改めて見ても、すごく整っている顔。


格好いいというか、美少年というか、でも生意気なかんじだからイケメンってのが似合ってるかも。


相当モテるんだろうなぁ。


そんな事を思いながら、私もいつの間にか眠ってしまっていた。


外はまだ荒れていて、静かにキャンドルが2人を柔らかい光で包んでいた。


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