「君を絶対愛さない」と言ったクールな警視正に滾る愛を刻まれました
「今は二十二時半」
それなりにいい時間だ。美月は遅くても十一時半には眠るし、早い日は二十一時過ぎにベッドで横になったりする。
「明日一日頑張れば休みだから、零時前に眠れれば……」
百点満点の返事を貰え、鼓動が全身に音を響かせた。
「俺の部屋に行こう」
手を引いて寝室に入り、ベッドの縁に座らせた美月にキスの雨を降らせながら服を脱がせていく。
ダウンライトの薄暗い照明のなかで下着だけをまとった美月は美しく、しばらく眺めていたくなるほどだった。
「あの、そんなに見られると、恥ずかしいです」
蚊の鳴くような声で訴えた美月は、ブランケットを手繰り寄せて身体を隠した。
そういうことをされると余計煽られるんだよ。
「脱がすのが勿体ないな。まあ、脱がすけど」
先に自分のシャツを脱ぎ捨ててから、遠慮なく下着をはぎ取ってベッドに押し倒した。
不安げに俺を見上げる顔を見つめ返す。
それなりにいい時間だ。美月は遅くても十一時半には眠るし、早い日は二十一時過ぎにベッドで横になったりする。
「明日一日頑張れば休みだから、零時前に眠れれば……」
百点満点の返事を貰え、鼓動が全身に音を響かせた。
「俺の部屋に行こう」
手を引いて寝室に入り、ベッドの縁に座らせた美月にキスの雨を降らせながら服を脱がせていく。
ダウンライトの薄暗い照明のなかで下着だけをまとった美月は美しく、しばらく眺めていたくなるほどだった。
「あの、そんなに見られると、恥ずかしいです」
蚊の鳴くような声で訴えた美月は、ブランケットを手繰り寄せて身体を隠した。
そういうことをされると余計煽られるんだよ。
「脱がすのが勿体ないな。まあ、脱がすけど」
先に自分のシャツを脱ぎ捨ててから、遠慮なく下着をはぎ取ってベッドに押し倒した。
不安げに俺を見上げる顔を見つめ返す。