冷徹王子の甘い笑顔【番外編】
柴田君が諦めかけたとき、
「やります」
「えっ」
「俺、バスケやります」
右手を少しだけ挙げ、はっきりと皇坂くんはそう答えた。
「「「えっ」」」
クラスのほとんどの生徒が驚きの声をあげた。
「あ、え、っと・・いいの?強制じゃないけど・・・?」
まさか返事が来るとは思っていなかったのか柴田君が戸惑いながらもう一度確認をするが、
「やります」と皇坂くんの言葉に変化はなかった。
「あ、じゃあ、バスケは皇坂で残りの女子はドッジボールでいい?」
柴田君の問いかけにまだ種目を決めていなかった女子生徒3名は静かに頷いた。
「それじゃあ、種目はこれで決定ということで。
練習とかはそれぞれでやってもいいし、体育の時間とかでもあると思うからその時に練習してください!」
それだけ伝えると先生の方を一度見て自分の席に戻って行った。
「柴田ありがと~」
教壇に戻った先生は残りの共有事項を伝えると
「気を付けて帰れよー」と言いながら教室から出て行った。
帰り支度を終えた生徒も次々と教室から出て行き、
私も教科書などを鞄に入れ帰ろうと立ち上がる。
「やります」
「えっ」
「俺、バスケやります」
右手を少しだけ挙げ、はっきりと皇坂くんはそう答えた。
「「「えっ」」」
クラスのほとんどの生徒が驚きの声をあげた。
「あ、え、っと・・いいの?強制じゃないけど・・・?」
まさか返事が来るとは思っていなかったのか柴田君が戸惑いながらもう一度確認をするが、
「やります」と皇坂くんの言葉に変化はなかった。
「あ、じゃあ、バスケは皇坂で残りの女子はドッジボールでいい?」
柴田君の問いかけにまだ種目を決めていなかった女子生徒3名は静かに頷いた。
「それじゃあ、種目はこれで決定ということで。
練習とかはそれぞれでやってもいいし、体育の時間とかでもあると思うからその時に練習してください!」
それだけ伝えると先生の方を一度見て自分の席に戻って行った。
「柴田ありがと~」
教壇に戻った先生は残りの共有事項を伝えると
「気を付けて帰れよー」と言いながら教室から出て行った。
帰り支度を終えた生徒も次々と教室から出て行き、
私も教科書などを鞄に入れ帰ろうと立ち上がる。