冷徹王子の甘い笑顔【番外編】
「ごめんね、伝えてなくて」
私の言葉に我に返ったのか咲羅は少し間を開けてから
「気にしてないよ。話してくれてありがとね」
優しく笑ってくれた。
「しかしまあ、あの皇坂くんと弥兎がね・・・。
私てっきり好きなんだって言われると思ったから付き合ってるって言われて
めちゃくちゃビックリしちゃったよ」
そう言って笑いながら咲羅は皇坂くんの席を見た。
「私もビックリだよ、本当に」
「どうしてそういうことになったのか聞きたいけど、
きっと今は聞いちゃいけないような気がするから
また話したくなったら教えてね」
咲羅の言葉に「え?」と驚きの声が自然とでた。
「んー?だって弥兎って何かあったら私にすぐ話してくれるか
遠回しに相談とかしてくるじゃん?
でも今回はそれがなかったらきっと誰にも聞かれたくないことがあるんだろうなぁって。
実際、さっきも私が聞いたとき迷ってたでしょ?
よっぽどのことなんだろうなぁって。
だから話せるタイミングが出来たらまた恋バナしようね」
私の方を振り向きながら優しく笑う咲羅。
自分の気持ちを決して他人に押し付けず、相手の気持ちを尊重する。
そんなところが大好きだった。
「ありがとう」
咲羅と友達でよかった。
「よしっ、それじゃあ皇坂くんの応援は必ず行かないとね!
私たちのでるものはなくなったんだし、あとは応援だけ頑張ろ!」
椅子から立ち上がると咲羅はニッと笑った。
「うん、そうだね!行こ!」
私たちは教室からでると体育館を目指して歩き出した。
私の言葉に我に返ったのか咲羅は少し間を開けてから
「気にしてないよ。話してくれてありがとね」
優しく笑ってくれた。
「しかしまあ、あの皇坂くんと弥兎がね・・・。
私てっきり好きなんだって言われると思ったから付き合ってるって言われて
めちゃくちゃビックリしちゃったよ」
そう言って笑いながら咲羅は皇坂くんの席を見た。
「私もビックリだよ、本当に」
「どうしてそういうことになったのか聞きたいけど、
きっと今は聞いちゃいけないような気がするから
また話したくなったら教えてね」
咲羅の言葉に「え?」と驚きの声が自然とでた。
「んー?だって弥兎って何かあったら私にすぐ話してくれるか
遠回しに相談とかしてくるじゃん?
でも今回はそれがなかったらきっと誰にも聞かれたくないことがあるんだろうなぁって。
実際、さっきも私が聞いたとき迷ってたでしょ?
よっぽどのことなんだろうなぁって。
だから話せるタイミングが出来たらまた恋バナしようね」
私の方を振り向きながら優しく笑う咲羅。
自分の気持ちを決して他人に押し付けず、相手の気持ちを尊重する。
そんなところが大好きだった。
「ありがとう」
咲羅と友達でよかった。
「よしっ、それじゃあ皇坂くんの応援は必ず行かないとね!
私たちのでるものはなくなったんだし、あとは応援だけ頑張ろ!」
椅子から立ち上がると咲羅はニッと笑った。
「うん、そうだね!行こ!」
私たちは教室からでると体育館を目指して歩き出した。