冷徹王子の甘い笑顔【番外編】
「なにっ・・・//」
恥ずかしいのか繋いでない方の手で顔を隠す。
その仕草でさえ愛しくて繋がれた手をぎゅっと握り返した。
「あれ?これってもしかして・・・?」
後ろにいた燈真がニヤニヤしながら私たちを見る。
「残念だったな、燈真が来る少し前にお姉ちゃんは俺のもの」
繋がれた手を見せつけるかのように上にあげる。
悪戯っ子のような笑みを浮かべていてなんだか可愛かった。
「え、そうだったんですか!言ってくださいよ」
驚きながらも「おめでとう!」と笑顔で祝福してくれた。
「ありがとうっ」
答える代わりに皇坂くんはニコッと微笑んだ。
「お姉ちゃんのことお願いします」
「はい」
深々とお辞儀する燈真に対して皇坂くんも深々と頭を下げる。
どちらともなく顔を上げると可笑しいのか2人とも笑っていた。
「皇くんがお兄ちゃんになるのか~
毎日バスケ教えてもらえるじゃん!!!」
「ちょっと、お兄ちゃんって・・」
「確かにそうだな」
私の声は届いていないのか2人は話しながら歩き出す。
手を離すと思いきや繋いだまま歩き出したのもあり、
思わず皇坂くんを見上げると私にしか見えないように優しく微笑んでくれた。
・・・好き。
その2文字が頭から離れない。
言葉にださない代わりに、繋いだ手をもう一度ぎゅっと握った。
「っ!」
すると皇坂くんも握り返してくれ、頬が勝手に緩む。
すごく幸せだ、心が温かくなるのを感じた。
恥ずかしいのか繋いでない方の手で顔を隠す。
その仕草でさえ愛しくて繋がれた手をぎゅっと握り返した。
「あれ?これってもしかして・・・?」
後ろにいた燈真がニヤニヤしながら私たちを見る。
「残念だったな、燈真が来る少し前にお姉ちゃんは俺のもの」
繋がれた手を見せつけるかのように上にあげる。
悪戯っ子のような笑みを浮かべていてなんだか可愛かった。
「え、そうだったんですか!言ってくださいよ」
驚きながらも「おめでとう!」と笑顔で祝福してくれた。
「ありがとうっ」
答える代わりに皇坂くんはニコッと微笑んだ。
「お姉ちゃんのことお願いします」
「はい」
深々とお辞儀する燈真に対して皇坂くんも深々と頭を下げる。
どちらともなく顔を上げると可笑しいのか2人とも笑っていた。
「皇くんがお兄ちゃんになるのか~
毎日バスケ教えてもらえるじゃん!!!」
「ちょっと、お兄ちゃんって・・」
「確かにそうだな」
私の声は届いていないのか2人は話しながら歩き出す。
手を離すと思いきや繋いだまま歩き出したのもあり、
思わず皇坂くんを見上げると私にしか見えないように優しく微笑んでくれた。
・・・好き。
その2文字が頭から離れない。
言葉にださない代わりに、繋いだ手をもう一度ぎゅっと握った。
「っ!」
すると皇坂くんも握り返してくれ、頬が勝手に緩む。
すごく幸せだ、心が温かくなるのを感じた。