冷徹王子の甘い笑顔【番外編】
「はーい!」
元気な返事とともに教室に入ってきた柴田君の両手には大きな袋が握られており、
教卓の上に袋を置くと中身を出し始めた。
「先生からアイスの差し入れでーす!」
アイスを手に取り、上に掲げる柴田君にクラスの皆からは「えー!」という声があがった。
「動いた後はアイスに限る」
腕を組みながら先生はうんうんと頷いており、その姿を見て一部の生徒は笑っていた。
「色々なアイス買ってきたから好きなの持ってていいぞー」
先生は教室の隅に移動するとクラスの皆に声をかける。
誰が先に行こうかみんながソワソワしているとき、
「決勝まで行ったバスケのメンバーが先に行ったら?」
1人の男子生徒が圭たちを見ながらそう言った。
「確かに」
「活躍してたしお先にどうぞ!」
躊躇っていたバスケのメンバーだったが、
みんなから「早く早く!」と急かされると
椅子から立ち上がり、教卓にあるアイスを手に取った。
「先生、ありがとうございます」
「あざます!」
お礼を言うとその場で袋からだし南於は嬉しそうにオレンジのアイスを口に運んだ。
元気な返事とともに教室に入ってきた柴田君の両手には大きな袋が握られており、
教卓の上に袋を置くと中身を出し始めた。
「先生からアイスの差し入れでーす!」
アイスを手に取り、上に掲げる柴田君にクラスの皆からは「えー!」という声があがった。
「動いた後はアイスに限る」
腕を組みながら先生はうんうんと頷いており、その姿を見て一部の生徒は笑っていた。
「色々なアイス買ってきたから好きなの持ってていいぞー」
先生は教室の隅に移動するとクラスの皆に声をかける。
誰が先に行こうかみんながソワソワしているとき、
「決勝まで行ったバスケのメンバーが先に行ったら?」
1人の男子生徒が圭たちを見ながらそう言った。
「確かに」
「活躍してたしお先にどうぞ!」
躊躇っていたバスケのメンバーだったが、
みんなから「早く早く!」と急かされると
椅子から立ち上がり、教卓にあるアイスを手に取った。
「先生、ありがとうございます」
「あざます!」
お礼を言うとその場で袋からだし南於は嬉しそうにオレンジのアイスを口に運んだ。