きみがいた。
「ご飯の用意をするから、2階でかずくんとしおちゃんとあそんでなさい」そう言われて2階へあがった。
「ねえねえこれできる?」2階にあがると、しおちゃんがおもむろに逆立ちを始めた。
「………」
「これは?」しおちゃんは、連続ででんぐりがえりをした。その拍子に階段に落ちていきそうになった。ぼくは、困惑しながらしおちゃんを体で抱き止める。
「あはは、ありがと。かずちゃんは何歳なの?」
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