きみがいた。
次の日、とても幸せなことが起きた。おじいさんとおばあさんが、デパートに連れて行ってくれた。デパートの屋上には、おもしろい乗り物がたくさんあった。僕はゾウさんに乗り、しおちゃんはうさぎさんに乗った。お子様ランチを食べて帰った。その帰りに、僕はぼろぼろと涙をこぼしてしまった。
「かずにい大丈夫?おなかいたいの?」泣いている僕のことを、おじいさんがだきしめてくれて、しおちゃんがずっと手を引いてくれた。
「かずにい大丈夫?おなかいたいの?」泣いている僕のことを、おじいさんがだきしめてくれて、しおちゃんがずっと手を引いてくれた。