千瀬垣くんの所有物には絶対ならない!





容赦なくそんなことを言ってくる千瀬垣くんが、悪魔のようさえ思えてきた。




「まぁ、だからせいぜい俺に飽きられないように頑張ってよ」

「……っ」

「彩加ちゃんは俺の、新しい玩具……なんだからさ」





やっとの思いで手に入れた、私の楽しい高校生活。

2年生になって、これから友達といろんな思い出を作って、いつかは恋なんかもしちゃったりして。




私に訪れるであろうそんな明るい未来は、たった今。


目の前にいる彼によって……閉ざされてしまった。





***

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