私が私のために書く私へのメッセージ
「落ち着いて聞いてね。
おばあ様が朝亡くなられたらしい。
お母さまが松葉さんに電話したらしいけど電源が落ちてて連絡つかないからお店に電話があってお店から私に電話があったよ。」
ん?
なんて?
ばあちゃんが死んだ?
死んだ?そっ、、、か。
とりあえず、今から宮崎帰らなきゃ、
すぐ帰らなきゃ、
「わ、、かりました。すみません。朝早くに。ありがとうございます。えっと、、」
「ねぇちょっと外でよっか」
え?いま?
「dしjふぁおsdjふぁf」
「いや、松葉さん震えてる。今の松葉さんをごめんけど一人にはできない。」
それから私はモバ充とスマホだけ持って
マネージャ―の車に乗り込んだ。
乗り込んで数分もたたないうちに
涙が出てきて灰色のパーカーの裾が濡れて
「すみません。泣いて、申し訳ないです。ご迷惑ばかりおかけして」
さっきまでは何も考えられなかったのに
もう、今はばあちゃんのことをおもって泣いた。
「たくさん泣けばいい。それだけあなたはおばあさまから愛されていたんだよ」
その言葉に引っ込みそうだった涙がまたあふれるんだ。
それから、マネージャーがご飯食べよってパン屋に連れて行ってくれて
一緒にばあちゃんへの便せんを選んでくれてさ、
店長へ電話してくれたのおぼえてる?
そっから兄貴が大阪から小倉まで新幹線で帰ってきて
一緒に宮崎まで帰ったの。
年に1回会うか、会わないかの兄貴が少し怖くて、運転している兄貴に申し訳ないと思いながら助手席で泣きながら帰ったんだ。