線香花火のようなあの夏の恋
「うん!お母さんのご飯食べたいなー」



イライラしていてはストレスが溜まってしまうから、ここは一旦家に帰って休息を取ろう。


梶くんのことは明日にでも考えればいいし。





「うーなにこの続き、超気になるー!」



買ったはいいものの読まないで溜まっていた漫画を全て読み終え、気になる続きに足をバタバタとさせる。



「新刊はいつ出るんだろ…って、今日!?」



帯に次の新刊日が記載されていて、それは今日の日付を指していた。



「お母さん、ちょっと本屋行ってくる!」


「ええ?こんな時間から?」
< 18 / 100 >

この作品をシェア

pagetop