キミと奏でる、「奇跡」の歌。
ダッダッダッ

勢いよく階段を駆け下り、リビングに入る。


「おはよう陽菜!」

「おはよう!」

元気よく挨拶してくれたのは私のお母さん!

今年で47だが見た目は30代前半に見える綺麗なお母さんが私は大好き!!!


「陽菜、おはよう」


新聞を下げて挨拶してくれたのはお父さん!

怒ると怖いけど普段はやさしい自慢のお父さん!



「陽菜、早く食べないとウインナーを晴香に取られるぞ」

「はっ!!!」


気づいた時には既に遅く、姉の晴香に陽菜のウインナーを食べられていた。



「クソーーーーッッッ!!今日も取られたぁ!!」

「へっへっへ!のんびりしてる陽菜が悪いんだぁ!」


くっ…!明日こそは自分のウインナーを守り抜いて見せる!!!




そんなこんなで仲がいい私達4人家族。


ピーンポーン


はっ!のんびりしてたらもうこんな時間だ!蘭となるみんが来ちゃった!!!


急いで2階に駆け上がり、可愛い桜ヶ丘の制服に袖を通す。
実はこの制服が可愛くて、この高校に入ったんだよねぇ〜


「陽菜ー!蘭ちゃんと成海ちゃんが待ってるわよ!」

「分かってるよ!ちょっと待って!!」


ダダダッッ

急いで階段を駆け下りて洗面所に駆け込み、髪の毛を手ぐしでとかす。


よしっ!!!


ガチャ


「お待たせ〜!!おはよ!なるみん!蘭!」

「おはよっ陽菜!」

「おはよう陽菜」


私を出迎えてくれた2人は私の幼なじみであり親友の横田蘭と、なるみんこと、高橋成海。

2人とも自慢の親友!!


「さっ!行こ〜!!」


「陽菜っていつも出てくるの遅いよね」

「そっ!そんなことないもん!!」

「のんびりしてるからだよ!!」



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