喫茶 向日葵
陽飛:『合宿って???』 若葉:『あの事があって以来、 不眠症になったんです。だから、私達が泊まってたんですよっ。人がいると、葵、 眠れるみたいで…』 陽飛:『でも、 ご両親がいるだろうが。』 若葉:『葵、わけあって、 一人暮らしなんでしよ。』 陽飛:『そっか、 でも、もう大丈夫だぞ。』 葵:『…ほんとに?』 若葉:『信じられないです。 だって、宇宙サン、葵が震えてるのを見せて笑ってたんですよっ。』 陽飛:『宇宙は、 そんなヤツじゃない!!』 若葉:『お友達を信じたいのはわかりますが、私達は、 あの姉弟は信じられません。』 葵も、頷いていた。