喫茶 向日葵

杏菜祐希 ‐by 杏菜‐

店長が連れて来たのは、奥の部屋は…    店長の自宅だった。               店長:『汚い部屋でごめんね。       適当に座ってよ。』               杏菜:『はい。』                      私は、目の前にいる店長の話なんて上の空で、              別の事を考えていた。               大馬が…    心結を選んだ。               それって、大馬は…心結が、          好きって…事?               ツーショットの2人を見て、        私…胸が痛かった。               私、気付いちゃった。                    私、大馬の事が…好き。                   店長:『杏菜ちゃん、             どうかした?』               店長が、私の顔を、覗きこんだ。               えっ??? 何???                    店長:『泣いてるよ。    俺と、いるのそんなに嫌だった?』
< 49 / 145 >

この作品をシェア

pagetop