喫茶 向日葵
杏菜祐希 ‐by 杏菜‐
店長が連れて来たのは、奥の部屋は… 店長の自宅だった。 店長:『汚い部屋でごめんね。 適当に座ってよ。』 杏菜:『はい。』 私は、目の前にいる店長の話なんて上の空で、 別の事を考えていた。 大馬が… 心結を選んだ。 それって、大馬は…心結が、 好きって…事? ツーショットの2人を見て、 私…胸が痛かった。 私、気付いちゃった。 私、大馬の事が…好き。 店長:『杏菜ちゃん、 どうかした?』 店長が、私の顔を、覗きこんだ。 えっ??? 何??? 店長:『泣いてるよ。 俺と、いるのそんなに嫌だった?』