喫茶 向日葵
ママ:『あんた達、 入籍だけでも、すれば?』 優:『葵との結婚は、 嬉しいです。でも…健(葵パパ)は、 大丈夫なんですか?』 ママ:『大丈夫よ。 夏に、あなた達を会わせた時に、私達、 こうなる事はわかってたのよ。』 優:『そうなんですか…』 ママ:『葵を、優しく包んでくれる人は、 優サンしかいないの。 優サン、葵の事、よろしくね。』 優:『はい、わかってます。』 ママ:『入籍をすませたら、 また連絡してね。』 優:『その件は、 葵と話しからします。』 ママ:『葵の返事なんてわかりきってるけど、 わかったわ。 じゃね。』 優:『また連絡します。では…』 優サンは、電話を切った。