君と過ごした時間は、絶対に忘れないから

2章 光のような出会い

桜舞う春の校舎でわたしはただ1人。途方に暮れていた。
ぶらぶらと来年に取り壊される思い出の詰まった旧校舎。
わたし達を出会わせてくれた大切な場所だったー。
もう、わたしも君もいなくなる。
だから、最後のお別れをしに来たよ。
ありがとう、旧校舎さん。そして、雅人くんー。
< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop