いっくんのお気に入り♡
ヒビトとアツコの結婚式が来週に迫っていて、聖愛は着ていくドレスを準備していたのだが、少し太ってしまい着れなくなったのだ。
もちろんダイエットはしているが、式まで間に合わない。
どちらにしても、買い替えたいと思っていたのでおもいきって買いなおすことにしたのだ。
ショップ内で、壱茶がドレスを選んでいる。
壱茶の頭の中にイメージしているドレスがあるのか「これじゃない、これも違う」と言っている。
「あ、いっくん。
これ、可愛くないかな?」
「うーん…可愛いけど、ダメだよ」
「え?
に、似合わないかな?」
「ううん!似合うと思うよ?」
「え?じゃあ、どうしてダメ?」
「見て?胸が開きすぎ!
こんなのダメだよ!」
(だから、選ぶって言ってるのに!
ほんと、わかってないんだから!)
「そこまで開いてないと思うけど……」
「せいちゃん、僕に選ばせて?」
「う、うん」
結局、ほぼ壱茶の一存で選び購入したのだった。
そして当日の昼間。
壱茶と聖愛は、美容室にいた。
ヒビトとアツコの結婚式は午後からなので、ゆっくり準備し、今は聖愛が髪の毛のセットをしてもらうためだ。
その間壱茶は、ソファに座ってそれを眺めていた。
美容師達の視線が、壱茶に集まっている。
そりゃそうだ。
聖愛のセットが終わったら、そのまま結婚式場に向かう。
なので壱茶もスーツを着て、カッコ良くセットしているからだ。
「門川さんの旦那さん、めっちゃカッコいいですね!」
「はい」
聖愛は元々から人見知りなため、仲の良い相手以外はうまく話せない。
どうしても、素っ気ないような言動になる。
それでも今セットしてくれている美容師・イタノは、そんな聖愛の性格をわかってくれているので積極的に話しかけてくれる。
とても明るくて元気な美容師で、聖愛はとても気に入っていて、必ずイタノを指名している。
「フフ…こっち見てる(笑)
門川さんを見てるんだろうけど、私まで照れますね!(笑)」
鏡越しに笑うイタノ。
「あ…//////フフ…」
思わず微笑んだ。
(やっぱ、好きだなぁイタノさん!
私もこんな風に明るかったらなぁー)
もちろんダイエットはしているが、式まで間に合わない。
どちらにしても、買い替えたいと思っていたのでおもいきって買いなおすことにしたのだ。
ショップ内で、壱茶がドレスを選んでいる。
壱茶の頭の中にイメージしているドレスがあるのか「これじゃない、これも違う」と言っている。
「あ、いっくん。
これ、可愛くないかな?」
「うーん…可愛いけど、ダメだよ」
「え?
に、似合わないかな?」
「ううん!似合うと思うよ?」
「え?じゃあ、どうしてダメ?」
「見て?胸が開きすぎ!
こんなのダメだよ!」
(だから、選ぶって言ってるのに!
ほんと、わかってないんだから!)
「そこまで開いてないと思うけど……」
「せいちゃん、僕に選ばせて?」
「う、うん」
結局、ほぼ壱茶の一存で選び購入したのだった。
そして当日の昼間。
壱茶と聖愛は、美容室にいた。
ヒビトとアツコの結婚式は午後からなので、ゆっくり準備し、今は聖愛が髪の毛のセットをしてもらうためだ。
その間壱茶は、ソファに座ってそれを眺めていた。
美容師達の視線が、壱茶に集まっている。
そりゃそうだ。
聖愛のセットが終わったら、そのまま結婚式場に向かう。
なので壱茶もスーツを着て、カッコ良くセットしているからだ。
「門川さんの旦那さん、めっちゃカッコいいですね!」
「はい」
聖愛は元々から人見知りなため、仲の良い相手以外はうまく話せない。
どうしても、素っ気ないような言動になる。
それでも今セットしてくれている美容師・イタノは、そんな聖愛の性格をわかってくれているので積極的に話しかけてくれる。
とても明るくて元気な美容師で、聖愛はとても気に入っていて、必ずイタノを指名している。
「フフ…こっち見てる(笑)
門川さんを見てるんだろうけど、私まで照れますね!(笑)」
鏡越しに笑うイタノ。
「あ…//////フフ…」
思わず微笑んだ。
(やっぱ、好きだなぁイタノさん!
私もこんな風に明るかったらなぁー)