最初で最後の恋

「さぶいよぉ…」

『雪すごいねッ』

「コケちゃうよぉ~」


寒さで地面は
凍っていてツルツル。

歩いて、お店に向かっていたアタシ達は、
今にも滑って転びそうな勢い。


それもそのはず。


季節は冬。

1月の雪が降る
とても寒い日だった。


「店どこぉ~?」

『ないねぇ』


お店はなかなか見付からないし、
寒くて凍えてしまいそうだし…

ホント限界!!

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