イケメンモテ男子と期間限定の同居生活
「英……さっきの話聞いててそれはねーだろ……」
「ご、ごめん」
「もお〜っ。なら英が持ってきてくれよぉ〜」
「はぁ!? 嫌よ! そもそもどこにあるのかわかんないし」
「机の上だよ。鉛筆削り機の隣に置いてる」
いや、ちょっ、机って。
あなたも恐ろしい話をしておいてそれはなくないですか!?
言い争うも、らちが明かず。結果、私が折れることに。
お互いの顔を隠すように抱き枕を横向きに置き、眠りに就いたのだった。
*
──ピピッ、ピピピッ。
眉間にシワを寄せて、目覚まし時計を手探りで止めた。
そのまま時計を掴み、薄く目を開けて時間を確認する。
6時半。よし、今日も時間ピッタリ。
もう少し布団でぬくぬくしたいところだけど、隣からカチャカチャ聞こえるし。秋恵さんのお手伝いをしないと。
掛け布団を剥いで起き上がろうとしたら。
「んんん〜っ……」
「ご、ごめん」
「もお〜っ。なら英が持ってきてくれよぉ〜」
「はぁ!? 嫌よ! そもそもどこにあるのかわかんないし」
「机の上だよ。鉛筆削り機の隣に置いてる」
いや、ちょっ、机って。
あなたも恐ろしい話をしておいてそれはなくないですか!?
言い争うも、らちが明かず。結果、私が折れることに。
お互いの顔を隠すように抱き枕を横向きに置き、眠りに就いたのだった。
*
──ピピッ、ピピピッ。
眉間にシワを寄せて、目覚まし時計を手探りで止めた。
そのまま時計を掴み、薄く目を開けて時間を確認する。
6時半。よし、今日も時間ピッタリ。
もう少し布団でぬくぬくしたいところだけど、隣からカチャカチャ聞こえるし。秋恵さんのお手伝いをしないと。
掛け布団を剥いで起き上がろうとしたら。
「んんん〜っ……」