イケメンモテ男子と期間限定の同居生活
自覚した本心
あれから数日が経過し、文化祭の日がやってきた。
3年生の教室を借りて、来店するお客さん達にパンを売る。
「いらっしゃいませ」
「メロンパンを2つと、焼きそばパンとチョコクロワッサンを1つずつ下さい」
「はい、合計4点ですね。お会計が660円となります。袋はご利用になられますか?」
「はい。お願いします」
お客さんがお金を出している間に、瀬那にパンを袋に詰めてもらう。
現在の時刻は12時。昼食の時間帯なのもあってか、廊下にまで列が伸びている。
「40円のお返しです。ありがとうございました。次の方どうぞ」
「焼きそばパンを3つと、クリームパンを2つ、カレーパンを1つ下さい」
「はい、合計で6点ですね」
カタカタと電卓を操作する。
2階だからさほど来ないだろうと呑気に構えていたけれど……パンの人気を舐めちゃいけないね。全く途切れる気配がない。
会計をしつつ、陳列棚をチラリと見ると、次から次へと焼きそばパンがお客さんの元へ渡っていく。
さっき看板持って宣伝しに行った妖精くんのおかげかな。
3年生の教室を借りて、来店するお客さん達にパンを売る。
「いらっしゃいませ」
「メロンパンを2つと、焼きそばパンとチョコクロワッサンを1つずつ下さい」
「はい、合計4点ですね。お会計が660円となります。袋はご利用になられますか?」
「はい。お願いします」
お客さんがお金を出している間に、瀬那にパンを袋に詰めてもらう。
現在の時刻は12時。昼食の時間帯なのもあってか、廊下にまで列が伸びている。
「40円のお返しです。ありがとうございました。次の方どうぞ」
「焼きそばパンを3つと、クリームパンを2つ、カレーパンを1つ下さい」
「はい、合計で6点ですね」
カタカタと電卓を操作する。
2階だからさほど来ないだろうと呑気に構えていたけれど……パンの人気を舐めちゃいけないね。全く途切れる気配がない。
会計をしつつ、陳列棚をチラリと見ると、次から次へと焼きそばパンがお客さんの元へ渡っていく。
さっき看板持って宣伝しに行った妖精くんのおかげかな。