隣の家の天才クラリネット演奏者が、甘すぎる愛を注いできます
「想乃さんは、いつも見たいな馬鹿っぽい笑い方の方が似合いますよ」

「馬鹿!?」

「素直に楽しくて笑っている方が可愛いってことです。まぁ、どんな笑い方でも可愛いですけど」

「っ!?」

凛也さんがサラッという言葉に、私はいつも振り回されてしまう。

「あ、あの……!凛也さん!」

「なんですか?」


「あんまりからかって可愛いとか言わないで下さい!出会ってまだ一週間くらいでそんなことを言われたら、緊張します!」


「……」


「凛也さん?」


「本当に可愛いと思ったから言っているだけですので」


「っ!」
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