BARでエンジェルキッスをくれた貴方は老舗呉服店の御曹司でした〜カクテル言葉はあなたに見惚れて〜
空港近くのホテルのスイートルームを予約していたので早速部屋に入ると太志はシャワーを浴びた。
少し寝て楽になったのか次はお腹がすいたらしい。
姫乃は軽く夕方に食べてはいた。
腹減ったし、飲みたいとルームサービスのメニューを見ていた。
「適当に頼むから姫乃もシャワーしてこいよ、ビールでいいか?」
「うん、あとチーズとか欲しい」
「わかった」
姫乃がシャワーから出てくるとパソコンを開いていた。
「仕事?」
「メールは一応チェックしとかないとな、あと明日のルートも……スマホあればすぐできるのにな」
「地図は私のスマホを見てもいいからメールだけ終わらせて食事した方がいいよ」
「そうだな、よし終了」
個人で洗いを頼んでくる人もいるからメールはマメにチェックしていないといけないらしい。
『宮乃』の方からの依頼はもちろんだがホームページが別にあるらしいのだ。
話しているとルームサービスが届いた。
「乾杯」
やっぱ肉だなとガツガツと太志は食べていた。
姫乃にもあーんしてくれて姫乃も食べてみた。
「ん、美味しい」