BARでエンジェルキッスをくれた貴方は老舗呉服店の御曹司でした〜カクテル言葉はあなたに見惚れて〜
姫乃は太志の頬を両手で挟んだ。

太志は姫乃の腰に手を回して落ちないように支えてくれている。

姫乃は舌を入れキスをリードする。

「んっ…」

長いキスの後、姫乃は太志に言った。

「ねぇ、……っ…好き」

姫乃の頬には涙がすーっと流れた。

「知ってる、待たせたな」

「ものすごく長い2ヶ月だった、太志さんが頑張ってるのに何も出来なくて、LINEブロックされたらおはようも送れない…何でブロックしたの?2ヶ月待ってろじゃダメだったの?」

お酒の力を借りて姫乃は泣きながら聞いた。

「嫌われたくないから何も言えなかったの」



「何かを我慢しなきゃいけないと思った、悪かった」

姫乃の涙を見て抱きしめてくれた。

もういい、今が幸せだからと姫乃は太志のバスローブを脱がせた。

ぎゅーっと抱きしめると太志は返してくれた。

そしてキスをしてくれて姫乃のバスローブも脱がされ胸を持ち上げられた。

姫乃は太志の首に回していた手を後ろに回してベッドにつけて自分を支えた。

太志にも背中を支えられて胸を口で攻められる。

「あっ…」

太志は姫乃を持ち上げてベッドに上がった。

「我慢できないんだが...」

「いいよ」

そういうと太志は姫乃の中に入ってきた。

「あんっ…」

「くっ…」

太志さんの声を聞くと姫乃はお腹の下がきゅんとなった。

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