BARでエンジェルキッスをくれた貴方は老舗呉服店の御曹司でした〜カクテル言葉はあなたに見惚れて〜
唐揚げ弁当

「久しぶりだな」

「はい!」

軽自動車の後部座席をスライドさせて荷物を積み、降ろす荷物を受け取った。

「すぐに置いてきますね」

姫乃は急いで3階にあがり、荷物を置いておりてきた。


姫乃は助手席に乗った。

受付の人はいたが太志さんの車の手前には2台普通車が停まっていたので姫乃が助手席に乗ったのは見えてなかったと思う。

「どうする?何が食べたい?」

「1時間で戻れるなら何でも(笑)」

「範囲の問題かよ」

「だって…会いたかった」

後輩に仕事を取られて太志さんに会えなかったのと理由を説明した。

「あっ、取られては違うかな、太志さんの事が気になってる後輩が仕事を進んでするから止めれなかったの、まあ、7月には違う班に変わるからまた私がするんだけどね」

じゃあと太志さんはお弁当を2つ買ってきてくれて公園で話そうかと言ってくれた。



10分ほど車を走らせると公園の駐車場に着いた。

「車の中でもいいけど、今日は天気がいいから外で食うか?」

「はい、じゃあ、あそこの自販機でお茶を買ってきますね」

姫乃は自販機まで走っていきペットボトルのお茶を買ってきた。

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