遠い星の君
類Side
「……まあいいけど」
「え、本当に?やった~」
「被害そんなになさそうだし」
「嬉しい!じゃあ、よろしくお願いいたします」
そう言って彼女は会社に入っていった。
デスクについてふと思う。
これってどういう状況なのだろう。
彼女から声かけてもらって、誘ってもらえるとか
全然迷惑じゃないんだが。
『今日もお仕事頑張ろうね!』
彼女から呑気なメッセージが来た。
どうやらやはり本当に好きな人(仮)になったらしい。