遠い星の君
飲み物まで買って、公園に入る。
大きな芝生の広場があって
そこにレジャーシートを広げることにした。
お腹が空きすぎて、フライングでお昼を食べる。
「はい、アルコールのやつ」
「ありがと」
「女子力アピールマン」
「お母さん力ではなくて?」
「実は私が良くこぼすだけ」
「子供アピールだった」
「「いただきます」」
「類とお昼食べるの数年ぶりだね」
「あれ一緒に食べたと言えるのか?」
「同じテーブルにはいたね。
話すことはなかったけど」
「黙々と食べてた気がする」
ずっと話してみたいと思ってみてたけどね。
まさかこんな形でかなう日が来るとは思わなかったな。