年下わんこに耐えられない!
「年下の男と一緒に住んでる!?」

「しーーー!奈緒、声がでかいよ」

「ごめん、ごめん、で?その彼イケメン?」

「それはもう、国宝級のイケメン」

「うわそれ超見たいー、そんぐらいの男の子って母性がくすぐられるよねー」

奈緒に会わせたらすごいことになりそう…

「でさ、出会ったばかりの男を住まわせてよかったの?」

「悪い人って感じじゃないし、困ってたから助けてあげたいなって思って」

「あんたは、昔から自分のことより他人の事を考えるよね。良いところでもあるんだけど、、悪いところでもあるというか」

確かに、、

「ちなみに匠くんと悠くん。彼氏にするならどっち?」

「えー分かんないよ」

「分かんない事ないっしょ。暮らす中でキュンってなって、、恋しちゃうんじゃないの?」


思い返してみれば、キュンは何度かあって、奈緒の言ってること分かる。

でも、

「2人とも歳離れてるし

なんか恋とかしちゃいけない気がする」


「香月!

恋しちゃいけない人なんて、いないんだよ」


だけど

私たちに
そんな未来、絶対来ない、、、、
< 11 / 14 >

この作品をシェア

pagetop