年下わんこに耐えられない!
『辛くなったら思い出して、、、』

夢の中で、泣いている男の子にそう言った。

『約束だよ』

そして一緒に指切りげんまんをした。


夢の中なのに、懐かしさを感じのはなぜだろう…



「はっ、、、、。夢、か、、、ん?動けない…??!」

横を向くと匠が私にくっついて寝ていた。

「ちょっと、、匠っ」

ガッチリとくっついちゃって、私は抱き枕ですか!?


「ん、、。大和さんおはよ、、」


寝起きなのにイケメンすぎる、、、!


「お、おはよう」


「大和さん、、顔赤くなってる。可愛いですね…」

「なっ、なってない!」

トロンとした目て言うのは反則でしょ!


「ん?あれ、匠?なんでまた寝る?匠ー!」





昨日から色々ありすぎて疲れがピークだ。今日は会議もあるし、このまま倒れるんじゃないか?

「はぁー、、」

「せんぱ〜い、おはようございま〜す」

「あ、おはよう。あの、芹沢さんって、佐藤悠さんってモデル知ってる?」

「えー、先輩知らないんですか?今若い女性から超人気のモデルで、世界的にも超有名ですよ。」

後輩よ。話す時はネイルを見るのではなく相手の顔を見よう。

まーいつものことか。

「今日の会議、佐藤悠さんが来るからお茶出し芹沢さんに頼んでいい?」

「ええ!?うっそ〜!あの佐藤悠が来るんですか!」

「うん…」

「先輩!今日の会議私と変わってください」

「え、、芹沢さん、、?」

「ご心配無用です。先輩より上手くやりますから。ゆっくり休んでてください。それでは〜」


何だあれ。いちいち鼻につくなあ。
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