赤いチューリップ~1~
そう、さっき起こった出来事をまだはっきりと明確に細かな所まで覚えてる。
晴樹が。晴樹が帰ってきたんだ。
手を伸ばせば届くんだ。
あの姿をいつも見れるんだ。
そう思うと胸が弾む。
だけどさっきのは・・・・
そしてまた顔を真っ赤に染める。
今誰かが私の顔見たらきっと・・・・「何してんの?」
「んぎゃあっ!?」
思わずこぼれた叫び声。
振り向くと金髪の男の子。
しかもポロシャツのボタンは4つくらい開いててズボンはもうちょっとで脱げそう。
目のやり場に困る・・・