赤いチューリップ~1~
「はる・・・晴樹!!私・・・・」
プシュー
新幹線の扉がしまって私の言葉がさえぎられた。
晴樹は窓に息を吹きかけて指で書いた。
【また会おう】
そしてどんどん晴樹が揺れて新幹線はスピードをあげて私が追いつけないようになったころようやくホームを出た。
「晴樹・・・・!!」
私のその声は後から来た新幹線の轟音にかき消された。
プシュー
新幹線の扉がしまって私の言葉がさえぎられた。
晴樹は窓に息を吹きかけて指で書いた。
【また会おう】
そしてどんどん晴樹が揺れて新幹線はスピードをあげて私が追いつけないようになったころようやくホームを出た。
「晴樹・・・・!!」
私のその声は後から来た新幹線の轟音にかき消された。