赤いチューリップ~1~
「もう。はっきり答えてよ」
「うん・・・・・・・」
晴樹は今度は自分から私に抱きついた。
「紫??」
「何?」
いつの間にか2人は離れて準備室の椅子に座っていた。
晴樹は一瞬、何か思い出すように遠い目で前を見据えた。
「何であの時、お前にチューリップ渡したか分かってんの??」
「・・・・・・わかんないよ」
そう、あれからずっと悩んでいたのはその事だ。
「うん・・・・・・・」
晴樹は今度は自分から私に抱きついた。
「紫??」
「何?」
いつの間にか2人は離れて準備室の椅子に座っていた。
晴樹は一瞬、何か思い出すように遠い目で前を見据えた。
「何であの時、お前にチューリップ渡したか分かってんの??」
「・・・・・・わかんないよ」
そう、あれからずっと悩んでいたのはその事だ。