私があなたにできること
『佐倉...ちなみに聞くけど何階?』
蒼介さんがエレベーターのボタンを押す指を5にする

『.....5階です』
同じ階だ

『『・・・・・・・・』』
エレベーターの動く音だけが聞こえる

[5階です]
エレベーターのアナウンスが聞こえた
(はい、知ってます)と心で私はエレベーターに答えた

私達はエレベーターを降り、一緒に歩き出した
私の部屋は505号室...
たしか空いてたのは506号室だ

501..502..503..504....

2人の足音だけが5階に響いた
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