偽りのトリアーダ〜義兄弟の狂愛からは逃げられない〜
#あとがき
リア、アルフレッド、テオドールの歪な愛に
お付き合いいただき、ありがとうございました。
こちらの作品は、とあるコンテスト用に
元々はシナリオ形式で書いたものを、
ノベライズしたものです。
テーマが「愛憎」だったのですが、
愛憎とはなんぞや? と、そこから始めました。
書いたことのないテーマ。
ダークファンタジーな乙女ゲームっぽくなら書けそう、
ということで「偽りのトリアーダ」が生まれました。
愛と憎しみは表裏一体。
アルフレッドとテオドール、そしてポポロムには、
愛も憎しみも混在してもらいました。
そのおかげでリアは大変でしたが。
元がシナリオ形式だったので
ドラマのように多視点進行でしたが、
小説版ではなるべく主人公であるリアを
中心に書きましたので、
ラストも少し違ったものになりました。
多視点ゆえ、視点があちこち、
三人称の章まであり……
読みづらい点があったかもしれません。
最後は少々急ぎ足になってしまいました。
至らない部分もあるかと思います。ご容赦ください。
これにて本編は完結でございます。
改めて、ここまでお読みくださりありがとうございました!