ハイスペ幼なじみの独り占め計画。
紬の写真を見返しているとスマホが小さく揺れた。


「なんだ、北野か」



北野からということは、紬が北野に何か送ったのか。


紬と北野のメールのやり取りのスクショが送られてきた。


その下には不満そうに中指をたてるスタンプ。




それは無視してスクショの内容を確認した。



紬が北野に送りそうな内容。


想定通りといったところか。



それにしてもかわいい。



北野なんかに送るなら俺に送ればいいのに。





今日の帰りの出来事と結局別れなかったという報告。

紬が冗談だと勘違いしている内容もご丁寧に北野に送っていた。
< 46 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop