笑顔の合図
不良達が帰った後にとりに来よう。

そう思い公園を出ようとした時。

「おい。忘れモン。」

「っぁ。あ、りがとう、ございます。」

緊張して声が上ずった。

「別に。」
髪の毛が栗色の不良がハナのヨダレまみれのボールを手渡しで渡してくれた。
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