笑顔の合図
「それにしても…ホンマに仲ええのう。」

「良くない!!!」

「良くないんか?」
暁が驚いて私をみた。

「暁とは良いとしても…夕陽とは良くない!!!」

「でも、俺。夕陽が女と喋ってんの初めてみたで!」

「うっさい。黙れ。」
夕陽が窓の外を見ながら言った。

「うっさいやと!俺はお前の担任やぞ!!!」
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