アイドル彼氏
「……久々だなぁ。公園とか…何年ぶりだろ?」
目の前にあるサクみたいなところに座る裕也君は、
笑みをあたしに向ける。
「…そうだね。。何年ぶりだろ??」
「……なんか元気ないね?」
いきなり顔をあたしに近づける裕也君に驚いて思わず
ブランコから落ちた。
ドスンッ
綺麗にお尻から落ちたあたしを裕也君は、一瞬目が点になって
それから笑い出した。
「ふははっ!大丈夫っ??」
あたしの顔は、一瞬にして赤くなった。
うひゃ〜!!!!
ハズッ!!///
「くくっ。立てる?」
顔を真っ赤に染めたあたしにまた笑いながら手を差し出した。
「もうっ!笑わないでよ!!」
「ごめんごめん。くくっ!」
ムッ…
パシッ
あたしは、おもいっきり裕也君の手を叩いた。
「いったぁ!」